MSBOS

(Maximum surgical Blood Order Schedule  ; 最大手術血液準備量)

 術中投与の可能性の高い場合に用いられる方法。
合併症のない定型的な待機的手術症例を対象にして、術式別の平均的な出血量あるいは投与量と交差適合試験申し込み量から算出された血液量(MSBOS)のみを手術前に準備する。交差適合試験をして準備する血液単位数(C)を実際に投与した単位数(T)にできるだけ近づけることを目標とし、C/T比を1.5以下すなわち術前の血液準備量は投与量の1.5倍以下とすることが妥当とされている。


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