尿中アルブミン (クレアチニン換算値)
アルブミン定量精密測定
検査の目的
尿中のアルブミンの測定を目的とする。
尿蛋白が陰性である初期の腎障害を尿中アルブミンの出現、増加により診断することが可能である。糖尿病腎症においては尿中アルブミン陽性の初期段階で血糖コントロールをすることで尿中アルブミンの排出が減少し、慢性の糖尿病性腎症の発症を抑制することができる。
検査に用いられる手順の原理及び測定法
測定法:ラテックス凝集法
検体に抗ヒトアルブミンヤギ血清を加えると、アルブミンと抗体が結合物を形成する。この反応を所定の波長における濁度変化としてとらえると、その変化量は検体中のアルブミン濃度に比例して増加する。既知濃度の別売標準により検量線を作成し、検体中のアルブミン濃度を求める。
生物学的基準範囲又は臨床判断値
30 mg/dL 以下
臨床的解釈
尿中アルブミンの排出増加は、糖尿病の有無に関わらず心血管系の疾患のリスクファクターである。
30mg/dL以上
糖尿病性腎症初期、高血圧、心不全、糸球体腎炎、ループス腎炎
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